何かに挫折するたびに、親はキンキン大喧嘩。
「あなたのせいでこんな子になったのよ!」
「いつも見てるのはお前だろ!」
失敗するとこうして間接的に、全力で両親から否定される子ども。
だから、
失敗するのが怖くなる。
行動するのが怖くなる。
すると、
「あなたはなんでそんなに自信が無くて消極的なの!?」
・・・また親に怒られる。
「どうせ何をやっても無理だよ。」
心のどこかで救いを求めて、口をついてぼやいた言葉を親にきかれると、
「どうせなんて言うのやめなさい! あなたいつも卑屈なのよ!!」
と徹底的にまた否定される。
誰のせいでこんな卑屈になったと思ってるんだ!!
それが言えない、思えない。
怖くて、怖くて、人のせいにする自分がやっぱりクズな気がして。
何かのせいにしたところで、それは前に進めない言い訳にはならないこともわかっていて。
辛い。
あの頃の私に伝えたいこと、それがあなたに伝えたいこと
客観的に見てなんでも人のせいにする親の方が悪いし、百歩譲って自分がクズだとしても、自分が生きるためならば、人のせいにしてもいいじゃないですか。
一生背負って苦しみ続けるくらいなら、全ての関係を壊したって構わない。
自分の世界の中心にいるのは、自分であって許されるはず。
善悪の判断基準が、自分自身ではなく親になりがちなときに考えたいこと。
それは、「自分」の基準を見出せるまで、何が本当に正しいかなんてわからないってこと。
大人になる前に思い詰めて、心や命が死んでは憐れです。
だからどうか、目の前の辛い環境から逃げて下さい。
それはいけないことじゃない。
心無い人から責められ続けて、逃げるのは悪いことと思い続けて、この世から消えた人がたくさんいます。消えてなお生きる人から責められ続け、都合よく忘れ去られています。
そんな社会から、逃げて下さい。
きっと、大丈夫。
こんな記事を最後まで読んでくれるほどに、あなたには自分と向き合う力があるのだから。
……なんてね。偉そうに、少し恥ずかしいけれども。心の底から、そう思います。これからの人生に幸あれ。