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ネットと悪口とリアルと。フリーゲーム『セブンスコート』感想レビュー

はじめに

ネットって、知らない人からいろんなこと言われるんですよ。

えっ、そこでそんな怒る? これは悪口なの? 批判なの? 誹謗中傷なの?

え、え、え??? ってなる(笑)

 

いろんな人からある日突然一気にいろんなこと言われるだけでもびっくりするのに、語気がキツいと大混乱ですよ。言ってる方は好き勝手気軽に言ってるだけだったりするみたいだけどね。

 

そんな経験を持つ私がすごく共感して考えさせられたフリーゲーム、それが今回紹介する『セブンスコート』。

 

セブンスコート - Novectacle ノベクタクル -

 

同じようにネットで誰かの言葉に傷ついたことがある人や、今まさに落ち込んでいる人が居たらぜひやってみてほしいんだ。無料なのにすごいから。

 

あらすじ

主人公はフリーゲーム制作者。自身のホームページで制作したゲームを公開していますが鳴かず飛ばず。本人の情熱に反してすべてがぐだぐだで、ゲームについての感想や質問のためにあるはずのBBSはごく一部の内輪の仲間のチャット掲示板と化していました。

(この掲示板が実際にネットで再現されてるんだけど、なんか荒らしの様子とかがリアルで良いんだよ・・・! http://novect.net/royaume.html

掲示板の常連である粘着の荒らしやスパムもひどい中、主人公は宣言します。

 

「エイプリルフールに、新作を出す。」

 

そして当日、ついに新作がBBSにアップされるのですが・・・!?

 

(長いけどゲーム始める前にBBSチェックしてね!

 しといた方があとで絶対楽しいから!!)

 

セブンスコートについて

制作者であるチームノベクタクルさんは、通常は『ファタモルガーナの館』という有料ゲームを販売しており、今回私がおすすめする『セブンスコート』はそのパロディとして作られているようです。

 

ファタモルガーナの館

ファタモルガーナの館

 

 

ファタモルガーナの館

 

 なので『ファタモルガーナの館』をプレイしたことがある方はさらに楽しめるようなのですが、私のように何も知らない人間がやっても相当に心に響くものがありました。

 

かなりテーマが重いし人を選ぶゲームだけど、胸に鉛を乗せるような思いをするだけの価値はあります。

  

感想・レビュー

私がここまでこのゲームに感動したのも、ブログを書いて、インターネットに触れて、その怖さ、解釈の多様性を身を持って感じてきたことも大きいかもしれません。ネットに発信する以上承認欲求と言いましょうか、自分なりにやっぱりそれなりに評価されたい気持ちはどうしてもあるんですよね、正直。

 

それが無反応だったり偉そうな批判だったりすると感情としてどうしても悲しいし、また前向きに応援してくれるにしても、

 

「そういうつもりで書いたんじゃないんだけど・・・」

 

みたいなことも結構あって。勝手な解釈で批判され、勝手な解釈で賞賛され。結果として見ればそうなるのは当たり前で、私は万人に対して何を求めていたんだろうみたいな。その反動で、

 

「この人は本当にわかってくれてる!!」

 

って思うと必要以上にちょっと相手から見たら重苦しいくらいに喜んでしまったりね。

  

その辺のね、ネットで叩く側と叩かれる側、好きなこと言う人たち、味方になってくれる人たち。それぞれの心理が如実に描かれたすごいゲームでした。あんまりうかつにネタバレしたくないな。きちんとプレイして心に鉛を感じてほしい。そういう重厚感があった。

 

ただ私は主人公ほど制作に没頭できなかった、それが良くも悪くも大きな違いかなと思います。私は結局ネットもちょくちょく離れて飽き性で、好きなことはあっちこっちでかいつまむような軽い情熱でのらりくらりと過ごしている、それが良いことか悪いことかはわからないけれど。

  

おわりに

もう私、このゲーム評価しまくりよ!

何かを作ってネットに発信しようと思ったことがある方、実行に移したことがある方にはぜひ一度プレイしてみてほしいゲームです。それは主人公のようにゲームでも、私のようにちょっとしたブログでも、他は絵でも漫画でも動画でも、なんでもいいんです。

 

とにかくぜひぜひプレイしてみてほしいです。主人公以外にも登場人物みんな人間味があって非常にいいです。明るく見えても、賢く見えても、地位や才能に恵まれていても、実際はそれぞれに悩んでいたりする。人によって心に残るキャラクターも違うかと思いますので、ぜひぜひ。

 

 

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