さよならいいこ

私は私だもの

スポンサーリンク

銀魂は人生の大切なことを教えてくれる!?

銀魂を初めて読んだのは中学生の頃。当時の私にとってはただの面白いギャグマンガでした。
シリアスなシーンもあるけれど、正直腐女子へのファンサービスだと思っていました。
個性ある美男子たちが神妙な場面でお互いを支え合うのは萌えるもの、ゲフフ。

けれど最近読み返してみると、これが結構深くて。銀さんたちがいつも金がなくて騒いでいる様子も、会社を辞めて切り詰めて生活している私には他人事とは思えません(笑)


sakenominimal.hatenablog.com

大人になってから見る銀魂

天人と呼ばれる宇宙人に支配されつつある江戸。
人間の肩身は日に日に狭くなっていき、なんとか職にありつけている人も理不尽と失業の恐怖に怯えてイライラしています。

一方主人公銀さんが開いている万屋はマイペース過ぎるため一向に儲かりません。
仲間は変な奴しかいなくて、金欠で追い詰められつつもそれなりに面白おかしく好き放題に生きています。
時折他人に無駄な情をかけて損したりもしながら、自分にまっすぐ生きています。
銀さんは一見だらしないけれど、誰より自分に筋を通す侍です。


みんなクズばかりに見えて、実は過去はそこそこ良い立場に居たりするんです。

万屋のメンバー新八の家は父親が亡くなるまで立派な剣道の道場であったし、町のホームレスであるマダオの前職は手堅い公務員。
主人公である銀さんは昔、江戸のために立ち上がる攘夷志士のメンバーで、めちゃくちゃ強かったのでした。

1000ピース 銀魂 四人の攘夷志士 弐 (50x75cm)


けれど悲しい記憶も権威ある立場も、それが過去になった瞬間に意味をなくすのですね。
どれだけ心で振り返る瞬間があったとしても、みんなとにかく「今」を生きています。

昔のことを言っても仕方がないことを、よくわかっているというか。
銀魂はめちゃくちゃギャグがおもしろいのに、どこかそういう渋さがあるなと思うのです。

銀魂を通して自分を振り返る

日本は誰かに支配されているわけではありません。生き生きと働く有能で意欲ある人たちもたくさんいます。けれどその一方で、ブラック企業か世捨て人かの極端な二択を迫られる人が多い社会であることも事実だし、そういう人たちが年々増えてきているとも感じます。

努力すればどうにかなるわけじゃない。
学歴や職歴が良かったところでいつどうなるかわからない。

その中で、世の中と折り合いをつけてどう楽しく生きていくか。
なんだか最近、銀魂は人生の大事なことを教えてくれるような気がしてきています。

銀魂-ぎんたま- 1

銀魂-ぎんたま- 1


ちなみにニコニコ動画にあるこのMMDがすごく好きです。曲にも銀魂の世界観にもすごく合ってると思う。もっと評価されるべき!